町の宝が秘める可能性
原発事故の影響で減少した利用者数を回復すべく、私がルネサンス棚倉の支配人に任命されたのは平成27年でした。平成初期、第三セクターのリゾート施設として、公設民営型の経営モデルとしても注目されてきたルネサンス棚倉は町の宝です。この施設が秘めた可能性を最大限に引き出すことが私の使命です。
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[県南:棚倉町]
株式会社ルネサンス棚倉 支配人
多種多様なスポーツ設備が充実した宿泊施設であるルネサンス棚倉の支配人。町を挙げて、スポーツと健康の振興のため尽力している。
ソフトテニスの聖地として
棚倉町を盛り上げる
INTERVIEW 地域から見つめる、あの日から、これから
原発事故の影響で減少した利用者数を回復すべく、私がルネサンス棚倉の支配人に任命されたのは平成27年でした。平成初期、第三セクターのリゾート施設として、公設民営型の経営モデルとしても注目されてきたルネサンス棚倉は町の宝です。この施設が秘めた可能性を最大限に引き出すことが私の使命です。
利用者の皆さんにより満足していただくため、町を挙げてスポーツ振興と健康の推進に取り組む必要があると思います。そのために施設の運営で大切にしていることは、町内の関連施設との連携です。ルネサンス棚倉を利用した人を町内の体育館やゴルフ場へ誘導し利用してもらう。町全体で利用客を受け入れる環境をつくることで、実現できることの幅が広がっていくと思います。
令和元年には、日本ソフトテニス連盟から選手育成のためのナショナルトレーニングセンターに指定されました。国際試合に対応したハードコートを12面増設し、ジムには最新のマシンを導入して、令和3年の本格始動を目指しています。
こうした取り組みによって、テニス人口の増加につながり、いつの日か、ソフトテニスの聖地として町全体が盛り上がっていくことを期待しています。